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ビジネスにおける「得点力を鍛える」

得点力を鍛える
得点力を鍛える


【つまり?】

まずは大事なところを見極めることに頭を使おう

【ポイント】

①やらないことを決めれば、努力を最適化できる(30)

 「結果」を出すために「必要なこと」を明らかにし、「必要ではないこを」
 「どうでもよいこと」を明らかにし、それはやらないことだ(183)


 そのために重要なのは、状況・課題分析(MECE思考で)を行い、
 結果を出すための最重要項目=イシュー思考、論点思考だと言います。
 
 会社の会議だとイシューから話さないので何が重要なのかわからず、かつ
 重要な意思決定が何も起きない例が多いという。

 例えば、「原因の1つにこれがあげられます」と数あるうちの一つの理由的な
 説明がされたり、「もう一つこのような理由もあると思われます」と別の
 理由が追加投入されたりする。「あ~確かにそれもあるよね」なんて
 言い合って問題を論じた気になって何も決まらず終了とか。
 確かにありえますね。


②ライバルができることは、自分もできるようにする。
 ライバルができないことでも、自分は少しだけできるようにする(81)


 ライバルの60%ができる問題を落とさない。
 一方、正答率30%や25%の問題などは2度と見なくて構わない(81)

 受験勉強などにおける難しい問題に余り時間を注がないということ。


③必要なことは「相手が求めていること」で、「規格外にずば抜けること」だ(83)

 就職活動において戦略コンサルファームに採用された人の
 話を交え、相手が求めていることにおいてずば抜けることの大切さを
 教えてくれます。

 「相手が求めていることでで、相手が持っていなくて困っていることに 
  ピンポイントで応えられた学生は、あらゆる外資コンサル会社から内定を
  取得していた」(88)

 そしてそのためには真剣な相手企業の分析(+環境)が必要です。

 ②と矛盾する感じもありますが、皆の実力が均衡してくれば
 最後は自分なりの突出した強みがある人がより有利だということですね。


④大量の資料の読み方と自分なりの考えの立て方について(102)


 ある日製薬業界について学べと上司から大量の資料を渡された著者の
 読み方が参考になりました。まず、大量の資料を4つに分類できることを 
 発見。

 ・概要が書かれている資料
 ・最近のトピックスが書かれている資料
 ・コンサルやアナリストらが評している資料
 ・過去のコンサルティング事例

 最初は概要資料の目次だけを読み重ねて主なトピックスを把握…

 いかに重要な箇所を広い、そして自分なりの見解を作っていくかが
 描かれていました。


⑤東大や京大に合格した友達の多くは、問題集を解くのではなく
 何度も繰り返し読書していた。(39等)


 難しい問題でもどういう方針で解答を作成していけばよいのかがわかるのだ。
 1回読んでわからなくても気にしない。全体を読み終わった後、わからなかった
 問題の正解例を再度読書する。(39等)


 この辺も参考になりました。

 なお、P74からは東大受験や難関中学受験、小学校受験について著者が
 お勧めの参考書、合格体験記などの書籍情報あり。

【感想】

著者自身は京大出身ながら、高校時代は今になって思えば非効率的な
勉強の仕方をしていた。そのことを京大に入って他の要領の良い学生から
学び知ったとのこと。学生時代のこと、コンサル時代のこと、そうした
エピソードも一つずつ楽しく読めました。

そして、世のビジネスマンが一生懸命身に着けようとしてきた
スキルは子供たちにとって、受験勉強という面でも役立つスキルだ。
そうした「得点力」は子供に伝え得る「相続財産」なんだという
くだりも素敵でした。



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tag : 勉強法 キャリア 牧田幸裕 東洋経済新報社

小沢選挙に学ぶ 人を動かす力

小沢選挙に学ぶ 人を動かす力
小沢選挙に学ぶ 人を動かす力

【つまり?】

相手の置かれた状況を踏まえて、一対一でなるべく直接人と触れる

【ポイント】

とにかく徹底して有権者一人一人に会う。ドブ板選挙が小沢流。

選挙区をくまなく回り一人でも多くの有権者と握手。
 辻立ちは1日50回。一回の話は5-10分程度で終わらせすぐ次へ移動する。
 演説をぶつよりも、一対一の触れ合いが大事。


 辻立では、人がいなくても、家の中にいる人に向かうつもりで話す
 →誰かが見て・聞いている。

 自分の失敗談を2つ入れる、
 →明記されていませんが、親近感だったり、苦労の克服による信頼感
  だったりの演出でしょうか。

②10人程度のミニ集会を数多く実施する

③隣組、町内会を中心に後援会を作る

④強い支持団体。業界団体から協力を取り付ける


 挨拶周りの順番は、関係の薄い、良くない団体から真っ先に挨拶に行き、
 相手の意表をついて、味方になってもらう。
 話す内容は大義。そして、候補者への応援要請でさくっと切り上げる。

⑤川上から川下へ

 中心地より先に僻地。当人より先に当人周辺のの利害関係者。
 そうした攻め方をするということ。


【感想】

選挙の立ち回り方の話を踏まえて、通常のビジネスにおける
ヒントも得ましょうという本の構成。直接関係はないけれど、
個人的には選挙の立ち回りの話がとても面白かった。

それから小沢一郎の印象も少し変わりました。

団体を回って大義を語る。候補者に向かってとにかく一人ひとりと
握手をして回れと命じる。集まりの場では、賄いをしている
奥さん集団にも声をかけて立ちさる。

小沢一郎。なかなか人間くさい人なんじゃないかという感想です。


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tag : 選挙 野地秩嘉 小塚かおる かんき出版

世界で通用するリーダーシップ

世界で通用するリーダーシップ
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【つまり?】

自分の思うように積極的に行動せよ

【ポイント】

製鉄→スタンフォードMBA→ボストンコンサルティング→GE…と
キャリアを発展させてきた著者の考えを記した本。

印象に残ったのは次のポイント:

①人ときちんと対話をする
 
 物事の課題を発見するために現場の人々と対話する。
 海外本社の上司に頻繁に電話で報告を入れ、自分の考えや動きを
 伝えることで関係をよくして、仕事を運びやすくする。こうした動きの
 ベースにあるのが対話。

 さらに、GE元社長のジャック・ウェルチが得意としたという、
 「なぜそうなんだ?お前はどう思うんだ?どうやってやるんだ?」という
 質問を投げかけ、相手に自分で考えさせやる気にさせるべく対話する。

 仕事をする上であらゆる場面で「対話する」ということが大事だと言います。

②リーダーを目指すものにとって、何よりも大きなリスクは、
 スキルが身につかない環境に居続けさせられることかもしれない(P172)


 こんな状況に陥る前に行動する。陥ったことに気づいたらすぐに抜け出すべく
 行動を起こすべし。気が付くとこういう状況に安住していたりしますから。

③イノベーションの気概を持って、積極的なチャレンジを狙っていくべし

 積極的な行動が物事に広がりをもたらすと。


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tag : 働き方 リーダーシップ 三谷宏幸 東洋経済新報社

論理が伝わる 世界標準の「書く技術」 (ブルーバックス)

論理が伝わる 世界標準の「書く技術」 (ブルーバックス)
論理が伝わる 世界標準の「書く技術」 (ブルーバックス)

【ポイント】

学問に裏打ちされた書き方=テクニカル・ライティングをしっかり
身に着けようという趣旨の本。

まず、パラグラフとは?ですが、1トピックのまとまりのこと。
冒頭にトピックを要約する1文があり、その後に続くのは
要約文を補足する文たちで、これらセットで1パラグラフを
構成し、1パラグラフは1トピックに絞って記述します。


これらパラグラフが集まり文章を構成します。その際、1つの
パラグラフと同じ構造で、文章のうち冒頭のパラグラフは総論の
パラグラフ。その後には補足のパラグラフ・・とそれぞれ役割を
持ったパラグラフが文章全体を構成していきます。この際、
各パラグラフが、縦繋がっているのか、横に繋がっているのかを
イメージしながら文章を構成していくのがポイント


と、こんな感じで、本書では「書く技術」が詳しく説明され、
かつ、実際に文章の手直しなどを実演して「技術」を教えてくれます。
その他例えば「既知→未知」の順で記述するとかですね。

【感想】

この本自体がパラグラフ・ライティングになっているとのこと。
各パラグラフの冒頭の要約文が全部太字になっていますが、
そこを読むだけでも内容が通じるようになっていて、感心しました。

本書で勘所を掴んで、それを忘れず後は実践あるのみですね。

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tag : 文章術 ライティング 倉島保美 講談社 ブルーバックス

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