イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」
【つまり?】
「今本当に答を出す価値のある問題は何か?」
「今何に答えを出そうとしているのか?」
を考えて課題解決に取り組め
【感想】
再読してみたので改めて読書メモに記す。
当時話題の本として読んだ。初読時の感想は「期待が高すぎた」。
「イシュー」の定義部分の他は他のコンサル本と同じような内容。
今回再読してみると、著者も最後にこう書いていることに気づいた。
「後は実践の中で何がイシューを見極める経験を積むことが重要」と。
そう。意識の持ち方を教わったら後は実際に行動して自分なりに
経験値をためていくしかない=本からは学びにくいものなのです。
そのため本書を読んでも今一「イシューで考えられる気がしない」
=期待外れとなってしまう。
しかし本としては頁を埋めなくてはいけない。そこに記載されたのは
他書でも読んだことあるような課題解決&プレゼン本だった。
そのため読後の感想が期待外れになってしまう。
イシューの立て方の実例とか仮説の実例とかがない。イシューを間違うと
どういう問題が起こるのかの実例もない。けれども「イシューが大事だ」
ということに素直に納得できてしまう。主張となる根拠は何も示されていないのに
主張の正統性はとても感じてしまう。そんな奇妙な本という個人的な感想です。
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