ユニクロ流社内調整力のまとめ
【ポイント】社内で関係者を巻き込む際のポイントを自分なりにまとめました。
①自分のプロジェクトの叩き台についての意見・アドバイスをもらう
意見をすることでなんとなく責任が生じます。そのため参加する
雰囲気に相手自らなっていきます。
②期限とコミットメントを得る。担当者を任命してもらう
①でアドバイスをもらいそのように修正した後、改めて意見を
請う時に、ある程度明確なコミットメントを得るイメージ。
③念押し、リマインドを欠かさない
②の後すぐメールで議事録を送ったり、後日直接顔を出して
状況を聴いたり、期限間近にはリマインドを送り念押しをしていく。
④社内の人間のデーターベースを作る
交渉相手、および、自チームのメンバーなど社内の人間の仕事の
スタイルや趣味、強み、弱み、社内人脈などの情報を集め頭に入れておきます。
それらを根回し時の戦略立てに活用します。
・打ち合わせの場に誰を連れていけば話が通りやすくなるか
・誰に話をしておけば、その相手に通じるか
・打ち合わせ冒頭に趣味話を振り、親密度を上げてから話を始める
こうしたデータベースを作るには色々な場で社内に関わっていかねばなりません。
また、相手も自分に対してデータベースを作っていきますから、どういう
データで登録されているのか、注意を払うことも必要です。
【学んだこと】
■マネジャーとしてのコミュニケーションのポイント
著者自信のマネジャー経験から得た反省も含め得た知見とのこと。
①フットワーク軽く。自分から足を運ぶ
・口より先に体を動かす→口ばかりじゃない
・用があれば、自分が部下のところへ足を運ぶ
②経営陣の言葉を自分なりの言葉で言い換えメンバーに
伝え、動かす。
これは、経営の言葉をそのまま伝えつつ(事実として)、
自分のチームにとってどう落とし込むかを自分の言葉で
解釈を伝えるという感じでよいと思います。
③ネガティブでなくポジティブに言うことを心がける
「テンションを下げることを言わない」という言葉が印象的。
④一方的な物言いはしない。相手を尊重する
⑤上下意識は捨てる。中心となることを意識する
上下意識を持つとどうしても発言が上から目線になり、
一方的な物言いになってしまう。中心ということですが
「支える」という考えで良いかもしれません。
■巻き込みに役立つフレーズ19
19個のうち3つを記したいと思います。
①「私たちは」という言葉を意識づける
②テンションを高める3C言葉 = chance, change, can
③「あなたの○○と××と△△が必要不可欠なんです」
3つあげるのがポイント。
【感想】
思ったより言及箇所が多くなりました。今の自分にとっては
記録しておきたいテクニックが多くあった感じです。
【実行すること】
□助言を求めて巻き込み
□社内人間のデータベース(=交流を増やす)
□上下意識を捨てる
□巻き込みフレーズを実践する
応援お願いします!ブログ村ランキング
- 関連記事
-
- デキる部下だと期待したのに、なぜいつも裏切られるのか? (2012/09/08)
- ユニクロ流社内調整力のまとめ (2012/08/19)
- 「もっと自信をつけたい!!」をかなえる本 (2012/08/02)
テーマ : ビジネス・起業・経営に役立つ本
ジャンル : 本・雑誌