共感をつかむプレゼンテーション―「思い」を実現する32のチェックポイント
共感をつかむプレゼンテーション―「思い」を実現する32のチェックポイント
【つまり?】
「共感」の扱いは薄い。初歩的なプレゼン本
【参考になった】
・正論だけでは説得できない。論理は当たり前。+共感が必要
・何のためにプレゼンするのかを自問せよ。
何が求められているのか。何を達成するのか。
・言いたいことは30秒でまとめる=”エレベータートーク”
・優れた提案には興味深い事実が必要
(これに続く話は検索の仕方とか情報の入手法のテクニカルな話。残念)
【感想】
「共感が必要」という割には普通のコンサル系プレゼン本の様相。
・メッセージの構成はピラミッド構造で帰納または演繹で…
・構成を考えるにあたりこのフレームワークが使え…
・グラフ・チャートはこのパターンがありこういうときに使い…
こんな感じの内容です。「共感」はどこに?
共感を語るなら、フレームワークの説明のところに
「なお、フレームワークっぽい単語はプレゼンで口にするとむしろ
反感を買うだろう。そこらへんさりげなくまとめること」とか
書いてあってもよいのではないか。
プレゼンの説得条件として3つがあるとのことで登場した
・右脳への合理性訴求
・左脳への感情訴求
・右脳と左脳を橋渡しする共感訴求
も簡単な定義だけで終了。
「共感をつかむ」というタイトルに込めた著者の気持ちを
深く知ることはできませんでした。
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