【書評】人を出し抜く残業しない術―要領よく生きてるヤツは知っている
人を出し抜く残業しない術―要領よく生きてるヤツは知っている (凄ビジ・シリーズ)
【つまり?】
残業ばかりして仕事しかない人生では視野が狭まり、
結果として仕事の成果にも悪影響あり。業後の時間を仕事以外の
自分のやりたいことに使って、視野を広げ、むしろ成果につなげよう
【ポイント】
1.まず残業を減らすために:
何時までに終わらせる、どこまで片付けるを決めて仕事をする(P19)
出社してから今日の仕事の優先順位を考えるのではなく、前日の
最後に明日やる仕事を決めて帰る(P28)
アイビー・リーのアイデア:
①明日やるべきことを6つあげる
②重要な順に1~6の番号を付ける
③次の日、1から片付けていく
④何日か後でもずっと残り続ける項目がある場合、順位の付け方が
おかしいか、それは重要なものでないと判定して片付ける
2.残業しない人で通すために
①要所でやる気を示す
(根本的なやる気がなくて残業しないと誤解されないために)
②残業しないで得た自由時間がどれほど仕事に役立っているかを吹聴する
(トレンドのお店にいったのでこういうことがわかった、など)
③その他会社の規則を普段からきっちり守る
(根本的にやる気がない、だらしない奴ではなく、何でもきっちり
こなす奴なんだと思わせるために)
自信なく帰ろうとすると、上司に不安視され余計帰れない雰囲気にさせられる。
なので堂々と帰り、何か問われても「大丈夫です!」「任せてください!」
「私に考えがあります!」と言って済ます(P39)
【感想】
自由時間を使って帰って仕事の成果を出そうという発想ですか。
なるほど。「残業しない人で通す」発想と方法も面白い。
残業している奴=頑張って偉いという単純な認識ではなく、
残業している=給与以上の価値を出している奴と思われがちなため、
目をとめられるのです。残業代のない管理職ならなおさら。
そんな大前提の中、残業しない人で通すのは結構リスキーです。
会社以外の道を見出そうとする人には当然ながらアリ発想。
【実行すること】
残業する時はする。しない時はしない。そして残業しない日に
如何に仕事に価値あることをしているかを吹聴してみる
応援お願いします!ブログ村ランキング
- 関連記事
-
- マッキンゼーの「採用基準」 (2013/02/11)
- 【書評】人を出し抜く残業しない術―要領よく生きてるヤツは知っている (2012/10/22)