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プロフェッショナルは「ストーリー」で伝える

プロフェッショナルは「ストーリー」で伝える
プロフェッショナルは「ストーリー」で伝える

【ポイント】

自分は誰か?
なぜここにいるのか?(動機)
相手に何を提供できるのか?

この3つを押えたストーリーを語ることで、
聴き手に対して自分への信頼を高めることができる。
そして信頼があることで、聴き手が動いてくれる。


【感想】

優れたストーリーのパターン、法則が解き明かされるのではと
期待しましたが、そんな体系だった整理はされていませんでした。
そんな中光ったのが「ポイント」の下りでしょうか。その他、膨大な
著者の説明は、正直なくても良いかなと…。

ストーリー例はとても豊富です。むしろその一つひとつにタイトルを
付けて、例だけ読ませてくれる体裁の方がありがたい気がしました。


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テーマ : ビジネス・起業・経営に役立つ本
ジャンル : 本・雑誌

tag : 物語 スピーチ プレゼン アネット・シモンズ 海と月社

コミュニケーション・リーダーシップ―考える技術・伝える技術

コミュニケーション・リーダーシップ―考える技術・伝える技術
コミュニケーション・リーダーシップ―考える技術・伝える技術

【つまり?】

 他者へのコミュニケーション内容を作り上げるフレームワークです

【ポイント】

 1.その話をするそもそもの最終ゴールは何か?
 2.ゴールを達成するために誰に何を理解してもらい、
   どんな行動を起こしてもらいたいのか?
 3.それらを踏まえ、誰に何をどう伝えるか?


 これが大きな枠組みで、これに沿って伝える内容を決めていくという、
 コミュニケーション・アンブレラというフレームワークが示されます。

 1と2の場面では、伝えるべきことがある=何らかの課題があると
 いうことで、課題の分析が含まれます。

 本書の場合は、その分析にSWOT分析を用いてその例を示します。

 また、3の場面で、伝え方には4つの方向性があるとします。

  ①ドライブ…ある一つの論点に絞ってその論点を強化する
  ②差異化…他との違いを打ち出し、相手の認識を変える
  ③付加価値…複数の論点を組合せ、相手の認識を高める
  ④リポジション…複数の論点で相手の認識を変える

 伝える際の発し方というか論の組み立て方というところでしょうか。
 それぞれの定義は少し込み入っているので詳しくは本書を参考ください。

 個人的翻訳として、
  ①強化、②差異化、③付加価値、④リポジション
 というキーワードで抑えようと思いました
 (本書では強化にあたりそうなエンハンスは付加価値に相応するものとして使われている)

【感想】

 本書の内容はもっと細かくメッセージを作る、発信する上での
 提言がたくさんなされています。
 が、全体的に書かれている内容に目新しさは感じません。

 フレームワークの提示という点では成功しているように思います。
 さほど込み入ってなく大枠はシンプルなものだからです。

 けど、作り方自体はシンプルで、誰でも作れそうじゃんと思うからこそ、
 その前提となる、現状・課題分析や、どんな表現を使うかということが
 次に乗り越えなきゃいけない壁だよなということも実感させられます。

 この辺のうまさは個人のセンスの差もあるから難しいですよね。


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テーマ : 対人コミュニケーション
ジャンル : ビジネス

tag : プレゼン 佐藤玖美 日本経済新聞社

その話し方では軽すぎます!  エグゼクティブが鍛えている『人前で話す技法』

その話し方では軽すぎます!  エグゼクティブが鍛えている『人前で話す技法』
その話し方では軽すぎます!  エグゼクティブが鍛えている『人前で話す技法』

【つまり?】

 自分の第一印象と話し方・内容が合致していない、
 肩書きや地位と合っていないと軽く見られる。
 まず、自分がどう見られるかと、見られたいかを明確にして話し方を併せろ

【ポイント】

 まずは自分がどんな人物と見られたいかを考える。
 
 人の意印象はおおまかに以下の3つに分かれる。このうちの
 1つに絞って自分の目指すあり方とする。


  ①親しみやすさ…話しかけやすい、明るい、面白い
  ②活動的…強さ、堂々たる、リーダーシップ
  ③社会的望ましさ…信頼、誠実、知的

 自分の理想に会うモデルを探し徹底的にまねる

 自分のキャッチコピー、口癖を言い続けて他人と差異化を図る
 

 「話し方の改善ポイント7つ」があげられています。
 ここでは二つだけ記載します。

  ・具体的に話す…数字、固有名詞、情報源、推測か事実か
  ・事実と感情を分けて伝える


  
 「エグゼクティブがやってはいけない言動リスト」ではこんなことが。

  ①挨拶にて、頭を下げながら声を出さない

   目を見る→無言で頭を下げる→顔をあげてから「初めまして…」

  ⑥予想外への対処で曖昧な発言をしない

   (×)「え~。あの~」、関係ないことでとりあえず適当に話し出す
   (○)「予想外のご意見で困惑しておりますが、現状を把握した上で
       お返事させていただきます」   

   関連して以下の記載は参考になりました。

   相手へ質問する際のコツ:
   (×)「(状況は)どうなっていますか?」
   (○)「何が起きていると考えられますか?」
   (○)「今の状況で言えることはなんですか?」


   何が起きてるか正解を訪ねるような言い方だと相手も答に窮する。
   どう思うか、考えられることはと意見を聴くことで相手も言いやすい。
   NHKではこうしたインタビューやコメント引出しの仕方が徹底しているとのこと。 
   確かにそんな場面をよく目にします。


  その他参考になった内容。

   ・似合わないものをあえて身に着けて違和感で印象を残す

   ・身に着けるものやスタイルなど変わらないものをキープして
    印象を作っていく

   ・人前に立つ前に疑問を持つと高感度アップ
   
    例えば、「今日はどんな人が来ているか」「最前列には男女どちらが多いか」
    など疑問を持つと、いざ人前に立った時、答えがわかりますね。
    その答を確かめようとすることで、自然と聴衆に関心ある表情を
    作れたり、笑顔になったりできる。

    さらに、答を確かめようと自然と会場を見回すことがアイコンタクト
    にも見えるのでまた好印象という次第。なるほど。

   ・笑顔作りの1分間体操

    上の歯8本を見せ、口角を上げた口の形を1分間キープ。
    口の筋肉のトレーニングなので、目は笑っていなくても可。
    これをやれば表情も豊かになりそうです。

    表情を豊かにと言うことでいえば、「アイブローフラッシュ」
    まゆげの上下で相手への関心を示す、話にペースを合わせるも
    印象に残りました。

【実行すること】

 ・1分間笑顔トレを実行
 ・アイブローフラッシュを意識する
 ・「人前に立つ前に疑問を持つ」を試してみる


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テーマ : お勧めの一冊!
ジャンル : ビジネス

tag : 話し方 スピーチ プレゼン 矢野香 すばる舎

ジョブズみたいに格好よくプレゼンするコツ 「スティーブ・ジョブズのプレゼン技術を学ぶ本」

スティーブ・ジョブズのプレゼン技術を学ぶ本
スティーブ・ジョブズのプレゼン技術を学ぶ本

【ポイント】

 個人的に思った。ジョブズのプレゼンのコツを3つあげろと
 言われたらこれというもの:

 ①冒頭で話の大きな絵を見せ、各パートで予めパートの内容を予告し、
  そして、最後に大きな絵の要約をして聴衆の中で話を落とし込ませる

 ②1スライド1キーワード、1ビジュアル。単純明快に構成し、
  口頭ではキーワードを繰り返して刷り込む

 ③最初(つかみ)と最後のインパクトを最大化させる。
  最後は論理的ではなく情感的に終わらせ余韻を残す
  (最後:アクションを促した後、情感的な雰囲気の話をして終える)

【学んだこと】

 この本は著者がジョブズのプレゼンに見出した様々なポイントを
 挙げていくのですが、その中から個人的にツボにはまったものを
 いくつかピックアップ:

 ・聴衆を歓迎していることを示すため笑顔で登場する
 
 ・WIIFY(それが私にどんなメリットがあるの?)をプレゼンに必ず盛り込む

 ・ビジネスプレゼンは固くなりがち。エンターテイメントも忘れずに

 ・もっともよいニュースを最後に見せる

 ・クロージングパートなどで、新しい話を持ち出さない。
  聴き手が混乱してしまう。今までの内容の要約、念押しに使うこと


 ・プレゼン前に3つ考える
  ①聴衆を分析
  ②プレゼンの目的
  ③プレゼンに必要な資料の収集

 ・次のシートを見せる前に、シートの内容を口頭でリードして伝える
 
 ・パワーポイントの解説本より、グラフィックデザインや
 ビジュアルコミュニケーションの技法を学ぼう


【感想】

 iphone5の発売が決まりましたね。これは欲しい。
 ところでジョブズが亡くなってからもう1年経つそうです。
 去年の10月6日だったとのこと。あっという間に時は経ちますね。

 さて、この本はジョブズの販売店向け製品発表会のプレゼンを
 丸ごと採りあげ、ポイントを一つひとつ解説していく本です。

 この本を読んでから彼のプレゼン動画を見ると、色々なコツが
 まさに実演されているのを目の当たりにし、非常に参考になります。
 お勧めです。 
 
【実行すること】

 ・グラフィックデザインやビジュアルコミュの本を読む
 ・趣味のプレゼン機会の場で実践する


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テーマ : ビジネス・起業・経営に役立つ本
ジャンル : 本・雑誌

tag : スティーブ・ジョブズ アップル プレゼン スピーチ キム・キョンテ こう書房

1分間スピーチの勘所。スピーチがうまくなりたい人へ

ラクラク話せる「1分間」朝礼スピーチ (East Press Business)
ラクラク話せる「1分間」朝礼スピーチ (East Press Business)

ポイント
 数ある中から今の自分に必要そうなものを4つほど:
 ①テーマを1フレーズで表現する
  一番の主張、オチを1行で表現する。表現できるってことはそれだけ
  言いたいことが明確になっているということですし、冒頭での予告や
  クロージングの念押しなどに使えます。
  明確に言える状態にしておかないと、伝えたいものが伝わりません。

 ②心を掴むスピーチの大原則3つ
  ・人は飽きやすい。淡々としてしまう箇所をなるべく作らず、
   何らかの刺激を与えることを意識する
  ・周囲の環境に意識が妨げられやすいので、会場を下見し、
   集中力を損うようなものを予めどかす、隠す、動かすなどしておく
  ・親近感を出す。笑顔やつかみの話で

 ③登場する時もしゃきしゃき行動し、自信と笑顔を感じさせる
  話しを始める立ち位置は予め決めておく。
  立ち止まって話し始める前に、十分な間をとる。

 ④最初のつかみと最後のまとめは特に大切にする

学んだこと
 ・喜劇王チャップリンは1分間スピーチの練習として以下をした。
  キーワードを書いた紙を適当にひいて、出てきたワードに
  ちなんだ即興スピーチをする。

 ・名言などオチに使えそうなものをネタ帳に貯める。使えそうな
  話しの大筋なども合わせてメモっておく

 ・話すことに慣れてきたなと思ったときこそ、相手の興味、共感を
  得られているかに注意する
  (聞きなれない言葉や、思い違いをしてしまいそうな言葉を使わないなど)

感想
 ところどころに場面別、対象者別のスピーチ例が
 例として挿入されています。こうした実例をひたすら読むっていうのも
 結構重要だなと気づきました。より話すイメージが固まってくるからです。
 実例をたくさん読むことで、こうした本ではさんざ言われる「型」にはめた
 スピーチも実感することができます。

実行すること

 ・スピーチの要を1行で表現することを意識して行う
 ・スピーチ集のような本、できればシーン別の本を探して読む

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テーマ : ビジネス・起業・経営に役立つ本
ジャンル : 本・雑誌

tag : 話し方 スピーチ プレゼン 福田健 イースト・プレス

プレゼンの構成を考える3つの箱

プレゼンがうまい人の「図解思考」の技術
プレゼンがうまい人の「図解思考」の技術

【ポイント】
 現実 → 理想
    ↑
   提案


 理想と現実のギャップとそれを埋める手段の提案。
 この関係図を頭に入れて、プレゼンを作って行こうという話。



 この3つからさらにツリーは伸びていく。
 現実から左に向かっては、現実の状態にある理由、それを証明する事実。
 理想から右に向かっては、さらに詳細の理想の姿。
 提案からは下へは、2つの枝を伸ばし、「何をするか」と「どうやるか」を
 3つずつ平行してボックスを並べていく。
 このようにして、上の3要素を深堀する=ドリルダウンしていきます。


 そして最後に、このツリーの上下を「イントロ」と「クロージング」で
 挟み込んで、図の全体像が完成します。
 この図を俯瞰しながらプレゼンの構成を詰めていくイメージです。


 言葉では説明が難しい。なんと著者本人のそのまんまな
 図と解説の記事があったのでこちらをぜひ:

 「実践!プレゼンのプロット図を描いてみよう」(Business Media 誠)


【学んだこと】
 ・イントロの役割は、「惹きつける」「プレゼンのアウトラインを伝える」
  クロージングの役割は「プレゼン内容のまとめ」「聴衆へのアクション提示」

 ・WIIFYを必ず入れる(聴き手にとってどんな利益があるのか?)

 ・アイデアづくりのロジックツリー
  ●カイゼン型ツリー
   A →強みでツリーを描く 強みを伸ばし
    →弱みでツリーを描く 弱みを強みに変える思考を助ける図

  ●異種混合型
   元と異種の部分を四角いマスにして、色々なものを当てはめて考えます。

   元  × 異種 = 新しいコンセプト → その実現手段・方法
  
   これは元と異種を複数種類用意しマトリクスにして総当たり戦のように
   アイデアをぶつけ合わせるということも言及されていました。   

【感想】
 本書自体図が多用されているので読みやすい。しかし、こういう図は見れば
 感心するんですが、なかなか自分で実践できないですね。なんでだろう?
 すぽーんと頭から抜けちゃう。それが悔しい。
  
【実行すること】
 この図を念頭に日常業務のことを考えてみる。
 特に「理想」「現実」「提案」の3要素に絞って物事を捉えるようにする

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ジャンル : 本・雑誌

tag : プレゼン 分りやすい ロジカル・シンキング 図解 図で考える 永田豊志 中京出版

スイッチ! 「変われない」を変える方法

スイッチ!
スイッチ!

【つまり?】
誰でも変化を起こせる。権力者である必要はない。
分析より感情を動かせ!
具体的な目的・成功イメージを示せ!
そこへ至る道筋と具体的なステップを示せ!
環境を整備して行動・習慣を生め・変えろ!

【参考】
■ブライト・スポット=成功のモデルを見つけ出しマネさせる
 ⇒「自分にもできるかも!?」と思わせ行動を引き起こす

真実だが役に立たない知識を提供していないか注意。
 必要なのは「具体的第一歩を示す」こと

■デイブ・ラムジーの「雪だるま式返済法」の話
 =負債をリストアップして”小さい方から”返済していく
 =小さな変化の積み重ねを意識させ、変革行動を起こす。

■人を育てる=自信、アイデンティティを育てる
 ジェファーソン高校の成績評価「C」をやめて「Not yet」(まだ可でない)

■習慣を生み出す強力なツールは「チェックリスト」
 =ジョンズ・ホプキンス病院
  
解決志向短期療法
 Q「問題が解決していたとき、その時に気づいたほんの小さな変化はなに?」
 Q「うまくいっていた時を思い出して、その時何がおきていて、どんな行動を
   とった?」

 この質問によって、悩ましい現状を変える療法のこと。

「問題はどう解決する」ではなく、「今うまくいっている部分は?」と問いかけよう。
 
■ハッドンのマトリクス
 衝突前→衝突時→衝突後の各場面のイメージと対策立案

抵抗ではなく戸惑っているだけ
 怠けているようにみえるが、実は疲れているだけ
 人の問題に見えて実は環境のせい
 変化の必要な場面では、分析のしすぎは悪影響を与えかねない


【その他】
アイデアのちからが面白かったためこちらも読破。

この本そのものが「スイッチ」でした。
事例が豊富。本書でいう「ブライト・スポット」盛りだくさん。
「自分にもできるかも?」なんて元気をもらえる。


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テーマ : ビジネス・起業・経営に役立つ本
ジャンル : 本・雑誌

tag : アイデアのちから コミュニケーション プレゼン 伝達 解決志向 チップ・ハース ダン・ハース 早川書房

コクヨの1分間プレゼンテーション

コクヨの1分間プレゼンテーション
コクヨの1分間プレゼンテーション

【つまり?】
疑問(15秒)→結論(10秒)→理由(35秒)で構成する

【参考】
1分で構成するためには、
 ●言いたいことを捨てていく力(量を最小限に抑える)、
 ●シンプルにまとめられる文章構成力、
 ●頭に残るキーワード力
が重要

1.疑問(15秒)を投げかける
  <疑問パートの流れ>
  ①入口:相手も知っている状況
  ②課題
  ③疑問+本プレゼンの目的
   ・なぜよい・悪いのか?
   ・何が良い・悪いのか?
   ・どうすればよくなるのか?
   ・セオリーの否定
    (例「大切なのは一般に思われている~じゃないんです」)
   ※疑問の投げかけといっても相手の答を期待せず、自分で答を繋げる

2.結論(10秒)
  相手を主語にしたフレーズで、シンプル、意外性、一段深い具体性のある
  提言をぶつける

3.理由(35秒)
  課題の再確認→プレ内容を採る理由・相手の納得→相手のための行動プラン

■「これで売れるかな?」→「これで買いたくなるかな?」
 「これで通るかな?」→「これで本当に相手のためになるかな?」
 と言い換えて考える


【感想】
「理由」のパートで18個のテクニックがさらに紹介されていたり、
話し方、姿勢、トレーニングとプレゼンに関することが網羅されています。

プレゼン本は何冊か読んできた自分から見ると、色々な本の
詰め合わせという感じがします。コクヨなりの何かオリジナルが
どれなのかちょっとよくわかりませんでした。

しかし、詰め合わせゆえに、今からプレゼンを学ぶ人にとって、
要所を抑えるには効率的な本かもしれません。

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テーマ : 読書メモ
ジャンル : 本・雑誌

tag : コクヨ プレゼン アウトプット 下地寛也 中経出版

ウェルチの「伝える技術」

ウェルチの「伝える技術」
ウェルチの「伝える技術」

<原題>JACKED UP the inside story of how Jack Welch talked GE into becoming the world's greatest company
Welch's speechwriter for 20 years

【つまり?】
報告はいらない。
聞き手に何を知ってほしいのか?または何をしてほしいのか
それだけを盛り込め

【内容】
ジャック・ウェルチ専属スピーチライターであり彼の近くにいた著者が
ウェルチの言動を綴った書籍です。

ウェルチが人物評価に重視していたのは
IQと情熱

それから伝える力、プレゼン力。
下手なプレゼンに対しては罵倒、止める、物を投げる、そして、
出世させないなど散々
だったようです。

彼が求めたプレゼンは、
 ・話者の情熱が伝わること
 ・データや文字で埋まった資料ではない
 ・自分たちはこんだけ頑張ったなど余分な話をしない
  そこから得たこと、そして何をすべきかに焦点が当たっている
 ・聞き手に何を知ってもらいたいのか、何をしてほしいのかを
  簡潔明瞭に伝える内容であること


など。
専門用語や凡庸な常套句が入るプレゼンも毛嫌いしていたとのこと。

プラス、スピーチライターである著者の言葉も色々と参考になります。

・会いにやってきた人物に向かって「なぜここに来たのか?自分に
 何を望んでいるのか」という質問を初っ端に浴びせる担当者の話を
 もとに、
 プレゼンでも単刀直入に本題について触れ、笑いやアドリブを
 入れようなどと余計な気を使うな」


・冒頭は重要。鋭く研いだ言葉を聞き手に浴びせろ

・相手の興味よりも、自分の賢さを示そうとすることの愚かさ

スピーチプレゼンには必ずWIIFY(what's in it for you)が
 入ってなければならない


【応用】
ウェルチが重視した「情熱」に関する引用を少し。

IBMから移ってきた社員で「優秀でない」者には会ったことがないが、
本当に優秀な者には会ったことがないとウェルチは言った。
著者が見たところ、彼らは一様にエリート然としていて
情熱にかけるようだった。



求められていたのは、周りの人間をも巻き込む鬼気迫るほどの情熱だった。
私がこれまで見た中で、最高のプレゼンのいくつかは、私がこれまで
であった中でも最も寡黙でおとなしい人間によるものだった。
彼らのパワーは、派手な動作の中ではなく、仲間に伝えようとする思いの中にあった。



組織の長として(報告やプレゼン内容で)ごまかされたり、
一般論で煙にまかれたと感じたら、決してそれを見逃してはならない。
自分を騙そうとした人間は叱りつけろ



情熱=気性の激しさ的な意味も同時に有するようです。そもそもウェルチ
自身の気性の激しさがたくさんこの本には描かれています。

冷静にみられることの多い自分だが、その気質では限界があることを
感じていた。打開するには感情をもっと押し出すべき。
その必要性を改めて突きつけられた感じです。

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ジャンル : 本・雑誌

tag : ウェルチ プレゼン スピーチ 言葉 情熱 簡潔 明瞭 ビル・レーン

演劇入門

演劇入門 (講談社現代新書)
演劇入門 (講談社現代新書)

【つまり?】
演劇の技術とは自分の妄想を他者に伝える技術

【参考】
開演のシーンで「あぁ、美術館ていいな」という台詞から
スタートする(×)→台詞が説明的すぎて、リアルじゃない。

台詞をリアルに感じさせるためには、「遠くのイメージ」から
伝えていく。

「美術館」から連想されるキーワードを思い浮かべ、それを
間接的な順番に並べる。それを台詞に変えていく:

「いいでしょ。たまにはこういうところも」
 「まぁね」
 「たまにはゆっくりしないと」
 「うん」
 「もう少しゆっくり歩いてよ」
 「あぁ、ごめん」
 「落ち着かないのね」
 「わるい、わるい」
 「さっきの絵、意外と大きかったわね」
 「なんだか教科書で見るのと随分違ったな」
 「やっぱい絵は本物を見ないとね」
 「あぁ。やっぱり美術館はいいな」

本書ではこれを「コンテクスト=文脈のすり合わせができて
いるかどうか」で台詞のリアルさが決まると言っています。

【感想】
プレゼンとかスピーチに何か役立つかと手にとりました。
結局は上に上げたコンテクストの部分がビジネスでもそのまま
役立ちそうというところでしょうか。

「コンテクストが~」という話は今となっては目新しい話では
ないかもしれません。本書は98年の書籍なので時代的には
どうだったのでしょうか。

その他当然ながら、演劇戯曲、の作り方みたいな話がメインです。
このほか、

人はお互いに知っていることをわざわざ口に出して喋ったりしないので
登場人物が家族だけとかだったりすると、状況説明ができない。
そこで、外部の人間=情報を持たない人物を絡ませることで
内部の人間と外部の人間のやり取りの中で状況説明を含めることが
できる

といった趣旨の話などは観劇的になるほどです。
これは何かの仕事に活かせないものか。


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ジャンル : 本・雑誌

tag : 演劇 戯曲 演技 プレゼン スピーチ 平田オリザ

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②色々な組織を経験し色々な壁を乗り越えてきた経験
③本を読みブログの記事にするまで1時間の多読派ブロガー
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