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プレイングマネジャーの教科書―結果を出すためのビジネス・コミュニケーション58の具体策

プレイングマネジャーの教科書―結果を出すためのビジネス・コミュニケーション58の具体策
プレイングマネジャーの教科書―結果を出すためのビジネス・コミュニケーション58の具体策

【つまり?】

自分に圧倒的に優秀な能力があるのでない限り、他人の力を借りずに
成果は出せません。他人の力を借りるには信頼関係が必要。信頼関係を
築くには会話が必要。部下と会話する仕組みを作りなさい。

【ポイント】

①指示や指導という感覚ではなく、部下やメンバーの話を聴き、
 状況を観察すること(6)



②組織における優秀な人とは「人を動かして成果を出せる人」(34)

プレイングマネジャーに求められる力であり鍛えられる力。
そしてこのスキルは他部署に移動しても会社が変わっても
どこでも発揮できるポータブル・スキルとなる。マネジャーに
なったら積極的にこのスキルを高めるべきというわけです。


③人を動かすには信頼が必要。信頼には会話が必要(37)


④「話しかけられ上手」=引出し上手=コミュ上手(45)


話しかけにくい上司には会話も情報も集まらず、信頼関係も築けません。


⑤プレイングマネジャーがすべきプロジェクト回しの4ステップ(56)

 1 関係者の協力をとりつける(コンセンサスをとる)
 2 自分が先陣をきって突破口となる(クライアント訪問)
 3 行動の結果情報を共有する(クライアントの反応と対策等)
 4 筋道をつける(方針を示す)

著者がマイクロソフトの営業チームを率いていたため「クライアント
訪問」なっていますので、この辺は自分なりに読み替える。

また、他部署の協力が必要ながら直接的には他部署に成果とならないような
仕事をお願いする場合、相手の上司と自分の上司に掛け合い協力することで
相手の部署も評価されるといった約束を取り付けておくといった動きも
期待されると(154)。


⑥自ら挨拶して、朝からチームの空気を温めるのも自分の仕事だと思え(61)

チームの空気を温めるっていい表現です。「場の空気を作れる」ことも
リーダーが必要な能力ですよね。
この本ではこうした自分からの声掛けをもう日課にしよう(パターン化する)
ということを強く推奨しています。

その日のスケジュールを考える際に、タスクばかりを整理するのではなく、
部下との「コミュニケーションのTO DOリストを作る」ということも
提唱されています。


⑦情報を「垂れ流せ」(119)

今月の売上の進捗状況のグラフをデスクに貼っておく。すると、部下がデスクに
やってきたときその表から会話が生まれる。経営会議の資料をチーム内で共有する。
そこから会話が生まれる…こういうきっかけを作ることを意識してみるわけです。


⑧具体的なセリフ例
本書では具体的なセリフも例示されています。その中から2つだけ。

「どうしたの?あなたらしくもない」
 相手のスキルは暗に認めつつ、失敗は正す言い方
「良い話?悪い話?」
 部下が相談を持ちかけてきたときに、最初にこうした言葉をかけると
 悪い話も聞いてくれる準備ができているんだなと部下に感じさせることができる。
 すなわち、話しかけやすい空気を作ることができる。

などなど。どうやって「話しかけやすい」存在となるか、部下とどういった
コミュをとっていくかについて具体的な話は本書を参考してください。


【感想】

2010年の本。それなりに人気もあった本でしょう。
読んでみた人気の理由も納得。参考になりました。


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仕事耳を鍛える―「ビジネス傾聴」入門 (ちくま新書)

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【つまり?】
相手の言っていることとその真意を把握し、適切に対応しましょう

【参考】
本書はコーチングの手法に対する疑義から始まります。

コーチングの本によくあるのが、こういうやりとり:
 部下が相談する→上司「君はどう思う?」→決断してくれよ!
 部下が相談する→上司「そうか大変なんだね」→対応策をくれよ!

これだと「使えない上司」の烙印を押されちゃいませんか?というのが
本書の疑義で、答を引き出すみたいな悠長なことが求められていない場面では
もっと違う対処をしないとということを言います。

それに対して本書では、「ビジネス傾聴力」を推奨します。
・相手の立場、個性、隠れた感情、真意、言い分(”肯定的な意図”)を把握する
・シンプルな言葉で、絶妙のタイミングで、的確な指示・アドバイスを与える


隠れた意図を把握するにはオープンクエスチョンなどを使っていくわけですが、
一点注意点としては「なぜ?」という質問を多用しないというもの。例えば、

Q1「あなたがやりたいと思っていて、できていないことはナンですか?」
Q2a「なぜそれができないのですか?」
Q2b「何がその生涯になっているのですか?」

この時aとbでどっちが答えやすいかというとb。aは責められている感じが強いのに
対し、bは一緒に問題を解決しようという雰囲気が出るとのこと。
whyではなく、whatを使おうと推奨されています。

【感想】
要は相手の言っていることを正確に把握して、適切に応えようってことなんです。
もう少し端的に「こういう質問を繰り出そう」といった「実例」を挙げてもらった
方がありがたいかなという気はします。手法的な解説、ステップが見出しにくく
要はこれでしょで終わってしまう感じはあり。

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tag : 聴く 質問力 傾聴力 コーチング チームマネジメント 内田和俊 ちくま新書

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